今回は立命館アジア太平洋大学を視察に別府市へ。
食堂での出来事。今週は「チャイナウィーク」とのことで学生が出しものをしていました。食堂メニューの一つであるエスニック料理まで担当しています。今回は水餃子、揚げ団子、野菜チャーハンを頂きました。左側は今回案内して下さった金子さん。壺渓塾OBで、親切にして下さいました。
こちらはお茶のコーナー。笑顔の素敵な中国人留学生がお茶を入れてくれました。外国人の割合が半分を超えるだけあって雰囲気は外国の大学です。外国人のほぼ９割近くが正規留学だそうです。
学生寮「APハウス」の和室。やはり和室があると落ち着きますね。その他、卓球場、バスケットコート、パソコンルーム、会議室、講義室もあります。ちなみにAPUには裏千家寄贈の茶室があるそうです。総工費は億単位とか。
学生寮は独特のノリがありますが、こちらはそれが国際化した感じです。ちなみに男女のフロアは別になっており、風呂も別になります。掃除は自室以外は業者が行っているそうです。
部屋には机、椅子、本棚、ベッド、トイレ、冷蔵庫が備わっています。
８１ヶ国からの留学生がいるだけあって、慣習もそれぞれ。まずは１年間かけて日本のルールを教えるのだそうです。中には高速道路は歩けるものだ、と考えている学生もいるそうです。
こちらが食堂です。
こちらは「シェアルーム」。同性同士だそうですが、日本人の場合は相手は外国人。互いに言葉を教え合うので、語学の上達は相当なものだそうです。本棚もあり、シングルよりも少し広めです。寮とは関係ありませんが、ベトナム語学習者にはネイティブが一人付き、勉強のサポートをしてくれるそうです。
こちらは内定確定先一覧。一流企業が多数掲載されていました。中には外務省やANAの自社養成パイロット等見られました。ただ、考え方も欧米的で、卒業後遊学してから進学したりする生徒も多く、就職内定率よりもOB一覧を見て欲しいとのことでした。ちなみに就職情報は立命館と共有し、東京オフィスなども使えるそうです。
概観図です。天気のいい日は、キャンパスの至る所から別府湾を見渡せるそうです。
共通語が日本語と英語だけあって、掲示物は全て日英併記。日常生活に使う英単語まで学習できます。翻訳者にとってはネタの宝庫でした。
こちらは日本語のクラス。英語で入ってきた留学生は、卒業時には日本語１級を求められるそうです。逆に日本語で入ってきた人にはTOEFL500が卒業時に求められるそうです。卒業が怪しい生徒には、特別プログラムを無償で組むそうです。みんな真面目に勉強しています。
アジア系の学生が多いのでシンガポールのようなところかな、と思いきや裏路地まできれいにしてあります。
キャンパスの雰囲気はヨーロッパ調です。
図書館には、奨学金基金創設者たちの記念碑がありました。総理大臣から財界総理、お花の家元までそうそうたる面々です。数十億単位の基金は運用され、奨学金に使われているそうです。
図書館にはフィリピンの新聞までありました。
留学生には日本映画のDVDが人気のようです。
売店からも日本のそれとは違う雰囲気が感じられました。学生は学内でアルバイトが出来るようです。
アジア系の学生が多いだけあって、スパイスも様々です。私も記念にココナッツジュースを買って帰りました。