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2008.4.12 熊本見聞録―拝ヶ石巨石群
次の日が壺渓塾の入塾式ということもあり、武道の練習の後、何となく、パワースポットで有名な、金峰山の拝ヶ石巨石群へ。本当に何となく行ってみたら（桜の綺麗な方へ行ってみたら）着きました。熊本の一番身近にあるパワースポットです。
二手に分かれている山道の一方を行くと、明らかに普段人が通らないと分かる程、道が荒れて来始め、日が暮れ、おまけに竹林がざわめき出したので登山口まで引き返しました。今度はそこで中年の男性に出会い、少し会話をし、人としてしっかりしていそうだったので、二人なら大丈夫と思い、思い切って一緒に頂上まで。下山途中はぐれ、置いていかれたのかと思い、登山口まで引き返していると、またざわざわと雑木林が鳴り始め、気になって再び引き返してみると、男性が山頂から降りてくるのに合流しました。その方は健脚で、武道の話に明るく、空手をしているそうで、最初の頃は着任したばかりの第８師団長かなと思っていましたが、別れ際に名刺を交換すると、ある大学の教授をされていらっしゃる方でした。少し不思議な一時でした。
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