8/1(日)朝6:00に加藤清正の菩提寺の本妙寺を出発し、金峰山麓の霊巌洞まで、トレーニングと武運祈願を兼ねて強歩してきました。当初は霧がかかっておりましたが、歩いていくにつれその霧は晴れ、まさに「強歩日和」となりました。
さすがの「峠の茶屋公園」もまだ開いていませんでした。前回はこの辺で蜂に襲われそうになったので、今回は最初から頭に白いタオルを被っておきました(蜂は黒色の物体を攻撃するため)。今回は何と「野犬」に遭遇しましたが、近寄っても来ませんでした。
今回は前回よりもペースが速く、予想よりも随分と早く着くことが出来ました。前回は3時間かかりましたが、今回は2時間で済みました。
熊本はもともと武道が盛んな土地柄であったのでしょう。それ故、加藤清正、細川忠利、そして宮本武蔵といった当時有数の武道家たちがその晩年を熊本で過ごし、またそのことが一層熊本を尚武の国にしたのだと考えています。また人吉には、上泉伊勢守信綱から新陰流兵法の免許皆伝を授けられ、西の日本一と言われた、タイ捨流兵法の創始者である丸目蔵人佐がおります。よくよく考えてみると剣術5大流派のうちの2つが熊本にあることになり、これは熊本城、水前寺公園に匹敵するほどの文化遺産であることに間違いはないでしょう。
今回は和尚さんに頼み込み、竹の棒を1本分けてもらいました。素振りに使うのと握力を鍛えるためです。大東流合気柔術宗家である武田時宗宗家は青竹を素手で握りつぶしていたそうです。修行に終わりはないですね。